現場が毎日辛くて仕事に行きたくない
現場監督辛過ぎて死にそう。
そんな悩みを抱えてる方に読んで欲しいです。
本記事の内容
- 現場監督辛いと悩んでるあなたへ送る言葉です
- 現場監督が辛いと感じた25の理由
- 現場監督をしてて良かったと思うこと
- 僕が現場監督をやめた本当の理由
- まとめ
この記事を書いた僕は元現場監督でした。
なぜ過去形なのかと言うとすでに退職しているからです。
現場監督の資格としては最高峰の1級建築施工管理技士を取得しながら7年も働いた僕がなぜ辞めたのか。
それはあまりに仕事が辛かったからです。
なぜ現場監督が辛いと言われるのか。
どのようにして辞める決心をしたのかを書きましたので、同じ境遇の方、またはこれから現場監督になろうと思っている方は僕の体験を参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
- 1 現場監督辛いと悩んでるあなたへ送る言葉です
- 2 現場監督が辛いと感じた25の理由
- 2.1 1.長時間労働当たり前の風潮
- 2.2 2.土曜日出勤が当たり前の時代錯誤な習慣
- 2.3 3.残業代が出ない
- 2.4 4.朝が異常に早い
- 2.5 5.服は常に汚れる
- 2.6 6.休みが少ない
- 2.7 7.仕事量が多い
- 2.8 8.自分の仕事ではないことを職人から頼まれることが多い
- 2.9 9.現場での雑用が多い・力仕事が多い
- 2.10 9.夏は暑く、冬は寒い
- 2.11 10.ストレスとヘルメットで髪が薄くなる
- 2.12 11.常に危険がつきまとう
- 2.13 12.若い人がいない
- 2.14 13.毎日の朝礼・ラジオ体操
- 2.15 14.休憩時間はあってないようなもの
- 2.16 15.17時以降からがほんとの仕事開始
- 2.17 16.職人の仕事が終わるまで帰れない
- 2.18 17.提出する書類が多すぎる
- 2.19 18.設計士や役所等に質疑しないと仕事が先に進まない
- 2.20 19.古い体質の業界なので、作業効率がとても悪い
- 2.21 20.自分の能力に関係なく天候や職人の能力に左右される
- 2.22 21.少子高齢化により建設業の需要は減る
- 2.23 22.若者が就職率が少ないからどんどん雑用を任される
- 2.24 23.今だにブラック企業が多い
- 2.25 24.仕事中職人から電話がたくさんかかってくる
- 2.26 24.業界自体の今後の伸び代がない
- 3 現場監督をしてて良かったと思うことをまとめてみました
- 4 僕が現場監督をやめた本当の理由
- 5 まとめ
現場監督辛いと悩んでるあなたへ送る言葉です
現場監督が辛いと悩んでいるなら無理して続けず辞めてしまいましょう。
なぜなら現場監督だけが仕事ではないからです。
世の中には他にも数多くの種類の仕事があります。
僕自身、現場監督で働いている時、毎日辛くて現場に行きたくありませんでした。
こんな風に悩んでいる自分も嫌いでした。
でもなかなか辞める決心がつかなかったのは残業で仕事終わるのが22時23時が当たり前の毎日の中、ほぼ奴隷のように働き正常に考える能力が低下していたのでしょう。
今の悩みを解決するには、環境を変えるしか方法がありません。
なので辛いと感じているなら無理して仕事を続けずにすぐに辞めてこころのリフレッシュをしましょう。
今まで悩んでいたのが何だったんだろう。って思えますよ。
現場監督が辛いと感じた25の理由
僕が実際に働いて辛いと感じた理由25個をまとめてみました。
ここが辛い現場監督25
- 長時間労働当たり前の風潮
- 土曜日出勤が当たり前の時代錯誤な習慣
- 残業代が出ない
- 朝が異常に早い
- 服は常に汚れる
- 休みがない
- 仕事量が多い
- 自分の仕事ではないことを職人から頼まれることが多い
- 現場での雑用が多い・力仕事が多い
- 夏は暑く、冬は寒い
- ストレスとヘルメットで髪が薄くなる
- 常に危険がつきまとう
- 若い人がいない
- 毎日の朝礼・ラジオ体操
- 休憩時間はあってないようなもの
- 17時以降からがほんとの仕事開始
- 職人の仕事が終わるまで帰れない
- 提出する書類が多すぎる
- 設計士や役所等に質疑しないと仕事が先に進まない
- 古い体質の業界なので、作業効率がとても悪い
- 自分の能力に関係なく天候や職人の能力に左右される
- 少子高齢化により需要は減る
- 若者が就職率が少ないからどんどん雑用を任される
- 今だにブラック企業が多い
- 業界自体の今後の伸び代がない
1.長時間労働当たり前の風潮
現場監督はとにかく長時間労働です。
残業が100時間超えるなんて当たり前にあります。
僕は地方ゼネコンの現場監督でしたが、働き方改革と世の中の風潮でスーパーゼネコンや準ゼネコンなどは徐々に改善されるかもしれませんが、
その他多くの地方ゼネコンや工務店などは改善されるまでまだまだ時間がかかるでしょう。
2.土曜日出勤が当たり前の時代錯誤な習慣
土曜は100%出勤です。
かりに出勤しなくていいとしたら、現場が始まったばかりの時期。
基礎工事をやる頃には土曜日出勤はマストになっています。
つまり週6出勤当たり前です。
他業界では週4出勤ができたりなど自分で選択ができるフレキシブルな時代になってきているのに、いつまでバブルの頃の風潮を続けているのでしょうか?
現場監督で働く以上休みは日曜日のみです。
3.残業代が出ない
大手ゼネコンはしっかりしているでしょうが、地方ゼネコンは基本「職業能力」で基本給にプラスされるだけで、後は残業代はつきません。
週6働いて100時間残業してるのにですよ?
建設業の36協定が2024年頃改正されるようですが、果たして地方の企業は改善されるのでしょうか?
https://kaereru.odashima.co.jp/blog/34建設業の36協定が変わる! 2024年4月から適用される時間外労働の上限規制を知ろう
私はまだまだ末端企業まで改善されるのは時間がかかると予想します。
4.朝が異常に早い
僕は朝7時までに現場に行かなければ行けませんでした。
また少数ですが、所長によっては「俺より早くこい」というパワハラまがいな所長もいます。
そんな所長の現場になってしまったら毎日が地獄です。
5.服は常に汚れる
現場内は常にホコリや資材が多いので、作業着は毎日ホコリだらけです。
6.休みが少ない
世の中の大型連休。
半分ほどしか休みもらえません。
現場が完成まじかで工期がない場合、大型連休ない可能性だってあります。
有給なんて取れません。
7年働いて有給とったことなんて一度もありませんでした。
7.仕事量が多い
仕事量がもの凄く多い。
特に書類関係。
工程管理、施工管理図チェック、現場内の進捗状況確認、打ち合わせ。
多すぎです。
さらにIT化が最も遅れた産業なので作業効率が悪いです。
8.自分の仕事ではないことを職人から頼まれることが多い
現場内を歩いていると、職人に頼まれごとをされることが多いです。
自分の仕事が全く進みません。
9.現場での雑用が多い・力仕事が多い
特に新人のうちは、とにかく雑用が多い。
力仕事も多いです。
9.夏は暑く、冬は寒い
夏の現場内は灼熱地獄です。
熱中症注意対策しないとほんとうに辛いので気をつけて下さい。
その反面冬はすごく寒い。
特に現場内で仮設の電気がつながるまでは、かなり辛いです。
10.ストレスとヘルメットで髪が薄くなる
ヘルメットし続けると髪薄くなります。
あとストレスも的面です。
僕は髪質が元々細いのでかなり悩みました。
11.常に危険がつきまとう
建設現場は常に危険と隣り合わせです。
重機や資材、未完成の建物で働く僕らは通常の会社員よりはるかに事故に合う確率は高いです。
現場で大ケガをした人を何人も見てきました。
12.若い人がいない
3kと呼ばれている建設業界、若者がとにかく少ない。
特に地方ゼネコンのような小さな会社はどこもこの問題に悩まされています。
当たり前です。
時代が変わったのに、いつまでも古いまま。
誰が行きたいと思うでしょうか?
13.毎日の朝礼・ラジオ体操
朝一のラジオ体操と朝礼。
全体の士気を高めるために大事なのはわかりますが、すごく古臭いです。
14.休憩時間はあってないようなもの
休憩時間なんてあってないようなものです。
昼休憩はだいたいご飯食べながら仕事してます。
15.17時以降からがほんとの仕事開始
現場監督の本当の仕事の開始は17時を過ぎてからです。
なぜなら日中は職人と現場の対応に追われゆっくり書類作業ができないため、職人が帰り始めた頃から自分の業務ができます。
人的エラーが多いのもこの業界、現場のトラブルはささいなことも合わせるとほぼ毎日あります。
16.職人の仕事が終わるまで帰れない
職人が工期内に仕事が終わらなそうな場合、残業して行くことがおおいのですが、その職人の作業が終わるまで監督は残っていなければなりません。
遅い時は(内装工事など)夜中まで作業していることもあります。
17.提出する書類が多すぎる
検査や公的機関に提出する書類が多いため、書類の数が膨大です。
さらに施工図のチェックや工程管理。
仕事多過ぎです。
18.設計士や役所等に質疑しないと仕事が先に進まない
現場監督はあくまで監督なので、仕様の変更や、疑問点は設計しまたは公共工事なら公的機関へお伺いをたてなければなりません。
このサイクルがとても時間がかかるため、作業効率が上がりません。
19.古い体質の業界なので、作業効率がとても悪い
とにかく作業効率が悪いです。
世間では建設業でもITを取り入れてるとよくニュース等で見ますが、地方ゼネコンなんてIT導入全くしてないです。
20.自分の能力に関係なく天候や職人の能力に左右される
天候が悪ければ作業できず、日程が先伸ばしになります。
その結果、日曜日出勤なんてざらにあります。
21.少子高齢化により建設業の需要は減る
少子化の影響により需要はますます減ります。
最近まで東京オリンピックの効果で一部の大手企業は潤っていましたが、今後は厳しい状況が続くでしょう。
すでにレッドオーシャン化しているこの業界先の見通しはあまりいいものではありません。
22.若者が就職率が少ないからどんどん雑用を任される
若者が少ないため、雑用どんどん任されます。
現場で全く休みなかったのに、ほぼ休むことなく次の現場へ行かされます。
23.今だにブラック企業が多い
ブラック企業だらけです。
24.仕事中職人から電話がたくさんかかってくる
作業中の職人から良く電話がかかってきます、自分の仕事に集中できません。
24.業界自体の今後の伸び代がない
https://www.mlit.go.jp/common/001149561.pdf 国土交通省資料から引用
今後バブルのようになることはまずありえないので、今後厳しい状況が続くのは間違いありません。
現場監督をしてて良かったと思うことをまとめてみました
現場監督をしてて良かったと思うことをまとめてみました
ポイント
- 給料が他の業界より少しだけいい
- 曜日も出勤なのでお金をあまり使わない
- 建物の構造について詳しくなる
- やりがいがある
1.給料が他の業界より少しだけいい
給料が他の業界より少しだけいい。
実際には残業、土曜日出勤これを考慮したら疑問がのこりますが。
2.土曜日も出勤なのでお金をあまり使わない
基本的に日曜日も疲れて寝てししまうので遊びのお金はほとんど使いませんでした。
なのでお金はたまります。
3.建物の構造について詳しくなる
家でトラブルがあった時自分で解決できるようになります。
4.やりがいがある
建物を完成させた時の充実感や達成感はあります。
すみません。
あとは人それぞれあると思いますが、僕はこれくらいです。
僕が現場監督をやめた本当の理由
僕が現場監督になった当時は、家や建物を作れば人に喜んでもらえる、やりがいのある仕事だと思いこの業界を選びました。
しかし実際は現場監督でいたらお客さんに直接会う機会なんてほとんどありません。
なので喜んでいる姿が見れることなく、次の現場へ行かされます。
果たしてこれは本当に僕がやりたかったことなのでしょうか?
人を喜ばせる職業は、建物を建てるだけではありません。
どの業界も直接的にでも間接的にでも必ず世の中に貢献し、結果それは人を喜ばせることに直結します。
ですから何もこだわって辛い現場監督の仕事をし続ける必要がないと考えたのです。
そして僕は辞める決意をしました。
やめたら、今までの悩みがスッキリし、次に進むことができました。
状況を変えるには環境を変えるしかありません。
まとめ
現場監督辛いと悩んでいるなら今すぐ辞めるべきです。
世の中仕事はたくさんあります。業種も内容もさまざまです。
もう一度あなたが現場監督になった理由思い出して見てください。
時が経てば、感情も変わり世の中も変わります。あなたが当時描いていたことは他の業界または違う場所でも形を変えて実現できるのではないでしょうか?
違うフィールドへ一歩踏み出す勇気もりっぱなことですよ。
最後に僕が辞めて利用し役立った転職サイトはを貼っておきます。
マイナビジョブ20's
20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが、一人一人の求職者を担当し、入社までをサポートしてくれます。
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個人的に僕のおすすめです。
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また上司に言いにくい方は転職代行サービスとうものありますよ。
弁護士がしっかり対応してくれるので安心です。
電話またはLINEで無料相談できるので、悩んでいるなら思い切ってしてみるものいいですよ。
お互い頑張りましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。